例年以上の暑さと共に心身狂った話。

もしかしたら主流じゃないのかもしれないけれど、私はヲタクの沼落ちブログを見るのが昔から好きだったので、何かにハマった時にはブログを書く、というのが1つの儀式で習慣だったりする。

ただ今回は1つのジャンルだけでなく複数のジャンルにハマり込み、そして大いに狂ってしまったので本気で頭がおかしいのでは?と何度も考えた。考えた挙句、ここまで気が狂った1ヶ月もなかなか無いので記録に残しておこう!という気分になった。本当に辛かった、好きすぎて。5月は勤務が忙しすぎて、GWがある5月なんて一生来なくていいと呪ったけれど、こんなにしんどい6月ももう来なくていい、そう思う。明日からはもう少し普通に推し活が出来ますように。自戒も込めて書くことにします。

 

 

6月1日

最近出戻りしたソシャゲでジューンブライドのイベントが決まる。

この時点で私の推しである佐久間咲也くんがSSRとしてカードになることは確定していたので喜んだ。そして貯め込んだダイヤを使いまくることを決心した。この時はまだ割と普通に推せている。

 

6月3日朝

朝から佐久間咲也くんのソロ曲「モノローグ」を聴きながら車を運転して通勤。途中で何故だか佐久間咲也くんへの想いが溢れ、涙が止まらず泣きながら通勤することになる。

咲也くんについては出戻りしてから改めて好きだな〜と思った推しの子で、知らない情報も多くてこの時期Twitterを開いては咲也くんのことを調べていた。スマホの使用時間も1日14時間とエグい時間を叩き出し、好きすぎてしんどくなった私はこの日からスマホの使用時間を制限することにする。

 

6月5日

推しのSSRカードが発表される。予期していなかったSRカードが何ともう1人の推しで阿鼻叫喚し、イベントに本気を出すことを誓う。

もう1人の推しは摂津万里くんなのですが、まさか推し同士が同じイベントの報酬になるとは思わないじゃん.....尚、イベントを走るためスマホの使用制限はこの日を境に緩ませた。(意志が弱すぎる)

 

6月6日〜15日

イベントひたすら走る。朝起きたらまずソシャゲ起動。20分で1つSPが貯まるシステムなので、この期間は20分ずつをずっと意識してた。ダイヤをある程度貯めていたからそんなにキツくはなかったけれど、何度も同じ画面を繰り返す作業は地味にしんどいな、と思った。咲也くんも万里くんも無事に開花(→カードを2枚集めると絵柄が変わるシステム)した。それだけでなく、イベントのストーリーは咲也くん、万里くん、真澄くんの花学トリオ(同じ高校出身)がよく絡んでいて大変大変良いイベストで心の底から萌えた。公式の供給に感謝御礼申し上げました.....

 

このイベントの期間中に私は寝坊して仕事遅刻した日があったと思ってたんだけど、日付見直したら5月でした....ちなみにその時は少年ジャンプ本誌の爆豪勝己(ヒロアカの推し)の良すぎる顔と台詞に興奮しすぎてアラームセット忘れて寝て起きたら勤務時間だった、ってやつなので6月じゃなくても気は狂ってました。ーーーー閑話休題

 

6月20日くらい(曖昧)

某イラストサイトを毎日見るのがルーティンの1つなんだけど、この日突然顔の美しすぎる青年を知り、この人の名前は!?どこの誰!?と調べた結果、去年の秋に放送されていたドラマに出てくる登場人物だと知る。男子高校生同士の恋愛がテーマで、とにかく顔が良い。どうしよう。顔が良い。ドラマが配信されており、好きそうな予感を感じる。と同時に沼な気がして、一旦視聴を控える。

 

6月22日

ドラマのタイトルをTwitterで検索をかける。その結果、間違いなくどハマりするだろう気配を感じ取る。何より、話の展開が気になりすぎて、ついに見放題の会員となり、全6話/およそ3時間を仕事終わりに一気に視聴。怒涛のような萌えの連続に為す術なく、最後は涙ぐみながら最終話まで見終える。萌えはとどまることを知らず、Twitterに感想を連投する。胸がいっぱいすぎて夕食も碌に食べないまま就寝準備。だがスマホが手放せない。

 

6月23日

前日結局寝たのは1時過ぎ、感情の高揚感からか朝の5時に起床。再び眠ることは叶わず、寝不足のまま出勤。具合が悪いが、寝れなかったのは推し活に入れ込んだ自分が原因なので夕方まで勤務をこなす。尚、休憩時間にドラマを再生し、ひたすら萌えを摂取していた。眠たすぎて顔を死なせたようにして帰宅。今日こそは早く寝るぞ、と心に決めるのにドラマの好きなシーンを見たい気持ちが止まらず、何度も見返す。この日も萌えと幸せで胸がいっぱいで夕食が喉を通らず、適当に済ませる。この日も早く寝ることは叶わず、0時頃就寝。

 

6月24日

ドラマ公式のSNSの充実度が凄まじく、1つ1つの画像や動画を見ていく。萌えが止まらない。まだドラマを見て3日しか経っていないのに、すでにこの沼は底無しだ...と実感する。さすがにご飯を食べなくては、と買い物する。だけどやはり、ドラマから得る幸せが大きすぎて量を沢山食べることは出来なかった。

 

6月25日〜26日

2連休になっていたのでここぞとばかりにドラマの原作の小説を購入して拝読。萌えたり考察したりして読むのに時間がかかる。ドラマのその後の2人が描かれており、最高としか言えずまた狂ったようにツイートする。電子書籍で読んでいた為、スマホの使用時間が16時間と過去最高を更新してしまう。同時に頭痛が止まらず、残りの休み1日は寝ては起きてを繰り返す。食事もおざなりになり、もしかして体重減ってたりする?と体重計に乗るとここ数年の中で過去1という数字を達成。恋愛に多いらしいが、気持ちが満たされたり幸せを感じるとドーパミンが出て、空腹感を満たすらしい。ドラマで結ばれた2人を見て、幸せを感じ、空腹を満たしてしまっている、という事実にゾッとする。こんなことなかなかないだろうし、きっと普通ではないと感じながらも、でも今ものすごく楽しいんだよな....と自分の心の内に嘘はつけなかった。気が狂ったように物事を楽しむことは、しんどいけれどそれ以上に楽しいのである。こんな6月、もう二度と来てほしくないけれど、それでもこんな風に何かを好きになる瞬間を求めてしまうのが、きっと私のヲタクとしての性なのである。

 

長々と話してしまったのですが、梅雨らしさもない暑い6月に突如出会ってしまった「美しい彼」という作品、ひいてはその美しい彼の象徴とも言える「清居奏」に出会い、気が狂ったように推している日々を備忘録として残しました。6月を振り返るとそれだけでなく、ジュンブライベントという最強の推しイベントが開催されていたので、狂ってたのは後半だけじゃないよね、って話でした。本当に意味が分からない。尚、こんなんでまだ1週間しか経っていないという事実からは目を逸らしたいと思います。明日からはもう少しまともな人間にになっていますように。